歯周病による口臭はどんな臭い? 臭いの特徴と原因・対策方法

歯周病による口臭はどんな臭い? 臭いの特徴と原因・対策方法

歯周病による口臭はどんな臭い? 臭いの特徴と原因・対策方法

口臭が発生する代表的な原因の一つとして「歯周病」があげられます。この歯周病による口臭はどんな臭いがするのでしょうか?

今回は、歯周病による口の臭いの特徴と原因・対策方法についてまとめます。

歯周病とは

歯周病は歯茎の病気の一種で「歯槽膿漏」とも呼ばれています。歯茎が赤く腫れ、プヨプヨとした状態になります。また、歯周ポケットができるのも特徴で、このポケットが細菌の住処となることで強烈な口臭が発生します。

放置して悪化させてしまうと、歯の周りの骨が溶けだして膿が出てきます。そして最後には歯を支えることができなくなり、歯を失ってしまう怖い病気です。

30歳~64歳の成人の約80%が歯周病にかかっているといわれています。

歯周病による口臭の特徴・原因

歯周病が原因の口臭とはどんな臭い?

歯周病が原因の口臭はどんな臭いがするのでしょうか。

臭いの種類は主に2つです。

硫化水素による臭い

一つ目は、硫化水素による臭いです。

硫化水素が元になる口臭の特徴は、「腐った玉子のような臭い」です。他のもので例えると、「ゆで卵を剥いた時の独特の臭い」、「温泉地で温泉卵を作っている時に発生する臭い」等です。

メチルメルカプタンによる臭い

二つ目は、メチルメルカプタンです。

メチルメルカプタンが元になる口臭の特徴は、「腐った玉ネギのような臭い」です。その他、「漬物」や「腐ったキャベツのような臭い」と表現されることもあります。

口臭が発生する原因

硫化水素・メチルメルカプタンのどちらも強烈な臭いですが、なぜ人間の口の中からこのような臭いがするのでしょうか。

原因は私たちの口の中に住んでいる虫歯菌と歯周病菌です。この菌たちは口の中に残った歯垢・食べかすや唾液・血液などを食べて生きています。そして、食べた物を代謝する過程で口臭の原因となる硫化水素とメチルメルカプタンが生産されてしまうのです。硫化水素とメチルメルカプタンは揮発性のガスなので、呼吸する度に口の外へ放出され、不快な口臭と現れることになります。

硫化水素は、主に舌苔(ぜったい)をエサにしている菌から生産されます。舌苔とは、舌の表面に付いている白色・黄褐色の付着物です。黒色のコケ状に見えるタイプもあります。

メチルメルカプタンは、主に深い歯周ポケットに溜まったものをエサにしている菌から生産されます。

歯周病による口臭の対策方法

口臭のシンプルな対策は、硫化水素とメチルメルカプタンを発生させないことです。そのためには、下記の2点が重要になります。

歯垢・食べかすを減らす

虫歯菌・歯周病菌のエサとなる歯垢や食べかすを減らすには、何といっても「正しい歯磨き」が大切です。毎食後に歯磨きをするのが理想ですが、日中に学校や会社にいるとなかなかできないので、最低でも朝晩の2回はきちんと歯磨きをするようにしましょう。


腐った玉子のような臭いが気になる方は、舌苔を取るために舌磨きをするのも良いでしょう。最近では、舌磨き用のブラシも販売されています。

腐った玉ネギのような臭いが気になる方は、歯周ポケットや歯と歯の間に詰まったものを除去するために、歯間ブラシやデンタルフロスも活用すると効果的です。

歯医者での治療を行う

虫歯菌は虫歯の治療をすることで退治できます。歯周病菌は内科的治療や薬剤による治療を行います。

患者さんの口内の菌を採取し、歯周病菌の中でも何という名前の菌であるかまで細かく特定してくれる歯医者さんもあります。菌を特定することで効果的な対策を提案してくれるので、歯周病による口臭でお悩みの方にはおすすめです。

また、歯垢は自分で行う歯磨きでは落とすことができないので、歯医者さんへ行きスケーリング(歯石除去)をしてもらいましょう。歯垢除去のほか、普段磨いているつもりでも磨き残している部分を教えてくれたり、患者さん一人ひとりの歯並びに適したブラッシング方法を教えてくれます。このように歯医者さんで正しい口内ケアを行うことも口臭対策のための有効な方法になります。

口臭対策サプリメント

口の臭いで日常生活に支障が出るような場合には、口臭対策サプリメントを利用するのも方法です。飲むだけで手軽に臭いの対策ができるため、外出時の口臭ケアにも便利です。

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まとめ

今回は、歯周病による臭いの特徴と原因・対策方法についてご紹介しました。

同じ「口臭」であっても、どんな臭いかによって原因や対策は異なります。歯周病による口臭が疑われる場合には、歯磨きの方法を見直したり、歯科医に相談するなど、早めの対策をとるように心がけましょう。