歯垢・歯石で口が臭い… | 歯が臭い原因と口臭の予防対策

歯垢・歯石で口が臭い… | 歯が臭い原因と口臭の予防対策

歯垢・歯石で口が臭い… | 歯が臭い原因と口臭の予防対策

歯についた歯垢の臭いを嗅いでみると、強烈な臭いを感じることはありませんか? 歯垢は口臭を発生させるだけでなく、放置すると歯石になり、余計に口内環境を悪化させる原因となります。こうした悪循環を防ぐには、日頃からオーラルケアを徹底して歯垢を定着させないようにすることが大切です。

今回は、歯垢・歯石で口が臭い原因と予防対策についてまとめます。

歯垢・歯石と口臭の関係

歯垢や歯石で歯が臭い原因には、下記のようなものがあげられます。

歯垢・歯石で口が臭い原因

歯垢と口臭の関係

歯垢はプラークとも呼ばれる粘着性の白い物質で、歯と歯の間や歯肉との境目に目立って付着します。歯垢の正体は、虫歯菌や歯周病菌を含む細菌とその代謝物の塊です。虫歯の原因菌が食べカスを餌に増殖し、食後8時間もすれば歯垢を形成し始め、およそ24時間で固く落としにくくなるといわれています。

通常、唾液の作用によってある程度の歯の汚れは洗い流されますが、唾液の滞りやすい場所や歯を磨きにくい部位では歯垢が定着しやすくなります。歯垢が増えると虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、細菌が臭いガスを発生させることによって歯が臭い状態になり、口臭が強くなります。

歯石と口臭の関係

歯石とは、磨き残しの歯垢が石灰化して硬くなったものをいいます。歯垢の付着がある場合、唾液中のカルシウムやリン酸などが沈着し、およそ48時間で歯石が形成されます。

細菌の塊である歯垢が口臭や疾患の原因になるのに対して、歯石は無機質のため、それ自体が悪さをするわけではありません。しかし、歯石の表面は粗造であるため、歯垢が付着しやすくなることによって口内環境の悪化につながります。歯周病等のリスクを高めるほか、歯石に付着した歯垢によって歯肉が炎症を起こすと、出血や排膿によって生臭い口臭が発生するようになります。

一度歯石が形成されてしまうと、通常の歯磨きで落とすことは困難になってしまいます。歯垢を放置せず、日頃の歯磨き等の徹底によって歯石の形成を予防することが大切です。

歯垢・歯石による口臭の予防対策

歯垢・歯石で口が臭い時の予防対策

歯垢・歯石によって歯が臭いと感じる時の対策として、下記のようなものがあげられます。

プラークコントロールの徹底

歯垢や歯石の蓄積を予防するには、日頃のプラークコントロールの徹底が何よりも重要です。歯磨きの際には、歯垢が残りやすい歯間や歯と歯肉の境目に毛先を当て、ゆっくり小刻みに動かしながら、適度な磨き圧で歯垢を掻き出します。

さらに、歯の隙間が広い部位には歯間ブラシを、狭い場所にはデンタルフロスを使用して、丁寧に歯垢を除去しましょう。併せて、歯垢や歯石の沈着予防に効果のあるマウスウォッシュや、口臭予防用の歯磨き粉を利用するのも良いでしょう。

<正しい歯磨きの方法>

歯石の除去

歯石は通常のブラッシングでは取り除くことができません。歯石ができてしまった場合には、歯科医院で除去してもらうようにしましょう。

歯医者では、超音波の振動によって歯石を除去する特殊なスケーラーを用いて歯石を除去してくれます。3ヶ月に一回程度、定期的にスケーリングを行っていくと、虫歯や歯周病になりにくい歯になり、臭いの予防にもつながります。

超音波スケーラーによる歯石の除去は保険が適用され、虫歯や歯周病の検査と含めて3,500円程で行うことができます。

口臭対策サプリメント

口が臭いと感じる場合の応急的な対策として、口臭対策サプリメントを利用するのも方法です。様々な種類のものが販売されていますので、自分にあった香りや成分配合のものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

今回は、歯垢・歯石による口臭の原因と予防対策についてご紹介しました。

歯垢の付着は歯石沈着を引き起こし、ざらついた歯石の表面に歯垢が付着しやすくなるという悪循環によって、口臭を悪化させていきます。歯垢の段階で、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどによるプラークコントロールを徹底することで、歯周疾患や口の臭いを予防するようにしましょう。

また、歯石ができてしまった場合には歯石を除去してもらう必要があります。歯が臭いと感じる人は、早めに専門医を受診して適切な治療を受けるよう心がけましょう。