口臭が魚臭い! 魚の腐った臭いがする原因と予防・改善方法

口臭が魚臭い! 魚の腐った臭いがする原因と予防・改善方法

口臭が魚臭い! 魚の腐った臭いがする原因と予防・改善方法

口臭は虫歯や歯周病だけでなく、体の病気が原因で発生することもあります。特に、体や口から魚の腐った臭いがするという場合には「魚臭症(ぎょしゅうしょう)」という病気の可能性を疑ってみましょう。

今回は、口臭が魚臭い原因と予防・改善方法についてまとめます。

口臭が魚臭い原因

魚臭い口臭が続く場合には、「魚臭症(トリメチルアミン尿症)」という病気が原因として考えられます。魚臭症とは名前の通り、口臭や体臭、尿などから魚の腐った臭いがする病気です。

魚臭症の原因は、食事を消化する際に発生する「トリメチルアミン」という物質を分解する酵素が、遺伝による代謝障害または肝機能の低下によって働かなくなってしまうことです。分解されずに体内に残ったトリメチルアミンは、血液に溶けて呼気や汗、尿として体外へ排出され、魚臭い体臭や口臭を発生させます。

トリメチルアミンは魚の鮮度が落ちた時に発生する物質であるため、魚臭症になるとまさに魚の腐った臭いがする状態になるのです。

魚臭症の予防・改善方法

魚の腐った臭いの口臭の予防・改善方法

魚臭症は非常に症例数が少ない病気であり、治療法は確立されていませんが、食事療法によって魚臭い口臭を予防・改善することが可能です。

具体的には、トリメチルアミンの元となるトリメチルアミンオキシドやレシチン、コリン等を含む食べ物の摂取を制限することです。

トリメチルアミンオキシドが多く含まれる食品

イカ、タコ、エビ、カニ等

コリンが多く含まれる食品

ベーコン、レバー、卵、ブロッコリー、キャベツ、豆類

レシチンが多く含まれる食品

小魚、卵、うなぎ、大豆、ごま油、コーン油

ただし、コリンは胎児の発育に重要な物質であり、妊婦や乳幼児の誤った制限は避けるべきだといわれていますので、医師の指示に従って食生活の改善をしていきましょう。

口臭の原因となるその他の病気

魚臭症は非常に珍しい病気ですが、その他に生臭い口臭が発生する原因として、歯周病、胃炎・十二指腸潰瘍等による胃腸の不調、慢性肝炎等による肝臓機能の低下などがあげられます。

中には健康に深刻な影響を与えるものもありますので、異常な口臭が続く場合には自己判断せずに専門医を受診するようにしましょう。

まとめ

今回は、口臭が魚臭い原因と予防・改善方法についてご紹介しました。

体や口、尿などから魚の腐った臭いがするのは魚臭症が原因の可能性があります。非常に珍しい病気ではありますが、異常が続く場合には早めに医師に相談するようにしましょう。