親知らずが臭い… | 親知らずの虫歯や抜歯後の口臭の原因と対処法

親知らずが臭い… | 親知らずの虫歯や抜歯後の口臭の原因と対処法

親知らずが臭い… | 親知らずの虫歯や抜歯後の口臭の原因と対処法

親知らずは口の一番奥に位置するため、歯ブラシが届きにくく衛生管理が難しい歯です。そのため、虫歯や歯周病などのトラブルを抱えてやすく、親知らずが臭いと感じる人は多くいます。また、抜歯をした場合であっても、抜歯後しばらくは強い口臭が発生しやすいため注意が必要です。

今回は、親知らずの虫歯や抜歯後の口臭の原因と対処法についてまとめます。

親知らずが抱えるトラブル

親知らずは、10代後半から20代前半にかけて最後に生えてくる歯で、第3大臼歯や智歯とも呼ばれています。永久歯は親知らずを含めると全部で32本ありますが、一番奥の8番目に位置する親知らずは必ずしも生えてくる歯牙ではありません。

親知らずが正常に生える確率は、全体の2割程度と言われています。多くは、歯肉に埋もれたままであったり、斜めに萌出したり、手前の歯を押してしまったりと、何らかのトラブルを抱えた状態です。このような場合には食べかすや歯垢が溜まりやすく、虫歯や歯周病等によって口臭も強くなりがちです。

親知らずが臭い虫歯等の原因

また、歯肉の炎症を引き起こして智歯周囲炎にかかる可能性もあります。炎症による出血や排膿等によって口臭が悪化し、悪い場合には口が開かなくなることもあります。10日ほどで症状が落ち着いたとしても、炎症を繰り返して骨吸収や細菌感染が骨に及ぶリスクも高くなるため、抜歯するケースが多くなります。

親知らずの虫歯と口臭

歯ブラシの届きにくい位置にある親知らずは、虫歯にかかるリスクが非常に高くなります。隣接歯や歯肉の隙間に食べかすや歯垢が溜まりやすく、確認しづらい部分で虫歯が進行するため、自覚症状が現れる頃には重症化しているケースも多いようです。

こうした口内環境では雑菌が繁殖しやすく、口臭も強くなります。虫歯になる可能性の高い親知らずは抜歯することが多いですが、生え方が正常で抜歯を選択しない場合には、虫歯や歯周病にかからないよう特に入念なケアを心がけましょう。

<親知らずが原因の口臭>

親知らずの歯磨き方法

親知らずの歯磨きには、ヘッドが小さめの歯ブラシや、ワンタフトブラシと呼ばれる毛束の先が三角形になった小さなブラシを使用するとよいでしょう。歯茎からすぐに出血するようであれば炎症が起きている証拠ですので、優しく磨くようにして下さい。出血が治まれば歯肉も少しずつ引き締まってきます。

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「歯肉の腫れが酷くて磨けない」「口の臭いが強くなってきた」など、歯ブラシだけでは対処が困難な場合は、殺菌作用のあるマウスウォッシュを使用することも方法の一つです。問題が続く場合には抜歯を視野に入れ、早めに歯科医に相談するようにしましょう。

親知らずの抜歯後の口臭

親知らずの抜歯後の口臭に悩まされる人は多いようです。もともと親知らずのあった場所に穴があくため、そこに食べかすが溜まってしまうことが主な原因です。

この口が臭い状態は一過性で、傷の回復とともに治まっていきますので、まずは抜歯後の傷を再び刺激しないように注意しましょう。間違っても、溜まった汚れを歯ブラシや爪楊枝などで取ってはいけません。皮膚の傷と同様、抜歯後にも血の膜がかさぶたのように覆って止血します。それを剥がしてしまうと、親知らずを支えていた骨が剥き出しになり、「ドライソケット」と呼ばれる辛い状態に陥ります。

ドライソケットになると激しい痛みが出るほか、口が臭い状態も長期化してしまうことになりますので、抜歯後に現れる一時的な口臭の対処は慎重に行うべきです。

抜歯後の口臭の対処法

抜歯後の親知らずが臭い原因と口臭の対処法

親知らずの抜歯後の口臭の対処方法としては、下記のようなものがあげられます。

軽いうがい

抜歯後数日は痛みが強いため、うどんやお粥など噛まずに食べられる食事にするのが普通です。穴に食べかすが入り込まないよう、噛む場合はなるべく抜歯した逆側の歯を使うよう心がけましょう。

また、食べかすが詰まってしまった場合には、口に水を含んで軽く流すようにして取り除きます。特に抜歯後日が浅い場合には、あまり強く行うと血餅がとれてドライソケットになってしまうことがあります。どうしても取れない場合には、傷の回復とともに食べかすも取れていきますので、無理に取り除こうとはしない方が良いでしょう。

マスク

親知らずの抜歯後、口臭が気になる時にはマスクをつけるのも手軽な対処法です。最近では、活性炭入りの消臭性能の高いマスク等も販売されています。

口臭対策サプリメント

一時的な対策として、口臭対策サプリメントを使用するのも方法です。様々な種類のものが販売されていますので、自分に合ったものを選んで試してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、親知らずの虫歯や抜歯後の口臭の原因と対処法についてご紹介しました。

親知らずが臭いと感じる原因は、食べかすが詰まりやすいことや、それによる虫歯・歯周病等による臭いの発生があげられます。抜歯をするのが根本的な対策になりますが、親知らずの生え方やかみ合わせが正常な場合には適切なオーラルケアで対応できるケースもあります。

いずれにしても、親知らずの臭いが気になる場合には、早めに歯科医に相談してレントゲンをとり、適切な対応をとることが大切です。