虫歯の臭いはどんな臭い? 口臭の原因と臭いを消すための予防対策

虫歯の臭いはどんな臭い? 口臭の原因と臭いを消すための予防対策

虫歯の臭いはどんな臭い? 口臭の原因と臭いを消すための予防対策

激しい痛みや口臭が発生する原因となる「虫歯」。自分では気が付かないままに進行していることもあり、臭いで周囲の人たちに不快な印象を与えてしまっているかもしれません。

今回は、虫歯による口臭の特徴と、臭いを消すための予防対策についてまとめます。

虫歯の進行

私たちの口内には、虫歯菌や歯周病菌など多数の細菌が存在しています。これらの細菌は食べかすに含まれる糖をエサにして増殖し、食後8時間ほどで歯垢を形成し始め、約24時間で硬く落としにくくなります。歯に付着した歯垢が糖を取り込みながら増殖していく際に酸を放出し、これが歯を溶かして虫歯へと繫がっていくのです。

歯の表面のエナメル質で虫歯の進行を食い止められれば、それだけ痛みや治療の負担も少なくすみます。しかし、さらに奥へと広がってしまうと、歯の神経や歯根にまで影響を及ぼす可能性が高くなり、痛みや排膿、強い口臭などの症状が現れます。

虫歯による口臭の原因

虫歯が原因の口臭はどんな臭い?

虫歯の臭いはどんな臭いかというと、「腐った魚のような臭い」や「腐ったチーズのような臭い」等と表現されることの多い腐敗臭です。

口臭が発生する原因としては下記のようなものがあげられます。

歯の腐敗

虫歯は、虫歯菌の出す酸によって歯が溶け始め、中で広がりながら進行していきます。その際、菌に冒された部位は発酵によってガスを発生させるため臭いが出るようになります。

また、治療後の歯において、詰め物や被せ物の下で再び虫歯が進行しているケースは多くあります。外見上は問題がないように見えても、実は口臭を発生させる原因になっていることがあるのです。

食べかすや歯垢の残留

虫歯に侵された歯は形状が変化し、食べかすが詰まったり歯垢の磨き残しが多くなりがちです。細菌も繁殖しやすくなり、食べかす等のエサを分解する際に発生するガスによって臭いも強くなります。

歯茎の炎症・排膿等

虫歯が進行して神経が死んでしまうと、腐敗とともに臭いを発します。さらに、神経の通っていた歯根の空洞で細菌が増殖して膿が発生すると、逃げ場のない膿が歯茎から排出されて臭いを発することがあります。

また、虫歯ができやすい口内環境では、歯周病等の歯周疾患も進行しやすいことが考えられます。歯周病等によって歯茎からの出血や排膿がある場合は、生臭い口臭が発生するようになります。

虫歯の臭いを消すための対策方法

虫歯の臭いを消すための予防対策

虫歯の治療

虫歯の臭いを消すためには、原因となる虫歯の早期発見・早期治療が最も重要です。定期的に歯科医で検診を受けるようにして虫歯の進行を抑え、口臭の発生を予防するようにしましょう。

通常は虫歯になった部位を削って詰め物をしますが、虫歯が進行している場合には抜歯も考えられます。また、親知らずが正常に生えていない場合には、歯ブラシが届きにくく虫歯や歯周疾患のリスクも高まるため、抜歯を選択するケースが多くなります。

プラークコントロールの徹底

普段からプラークコントロールを徹底して、歯垢の蓄積による口臭や虫歯の進行を予防することも大切です。

特に磨き残しが目立つ場所は、「歯と歯の間」や「歯と歯肉の境目」です。歯ブラシを5㎜程の小幅に動かしながら、一本ずつ丁寧に磨いていくようにしましょう。

<正しい歯の磨き方>


歯ブラシだけでは、歯垢全体の60%程度しか落とすことができないといわれています。虫歯や歯垢の臭いが気になる人は、デンタルフロスや殺菌作用のあるマウスウォッシュ等を併せて利用すると良いでしょう。

口臭予防に効く歯磨き粉も市販されています。

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口臭対策グッズの利用

口臭対策グッズを利用して、応急的に臭いの対策をする方法もあります。虫歯がある時や抜歯後に臭いが強い場合には、活性炭を使用したマスクなどを着用するのも良いでしょう。

また、手軽に使用できる口臭対策サプリメントも販売されていますので、自分に合ったものを探して試してみると良いでしょう。

唾液の分泌量を増やす

疲労やストレス等によって唾液の分泌量が減少すると、口内の雑菌が増殖して口臭が発生しやすくなるだけでなく、虫歯や歯周疾患のリスクも高まることが知られています。

普段から規則正しい生活やこまめな水分補給、食事の際にしっかりと咀嚼すること等を心がけ、唾液の分泌量を安定させるようにしましょう。

食事の合間にガムを噛むことも、手軽に唾液を増やすことができる方法です。虫歯を予防する効果のあるキシリトールガムがおすすめです。

まとめ

今回は、虫歯による口臭の原因と、臭いを消すための予防対策についてご紹介しました。

虫歯によって穴の開いた歯に食べかすや歯垢が溜まると、腐敗臭や硫黄臭が発生して口臭の原因となります。虫歯の臭いが気になる場合には早めに歯科医で適切な治療を受けるとともに、日頃のオーラルケアを徹底することで口臭を予防するようにしましょう。