口が臭くなる食べ物 | キムチやネギ・ニラ等を食べた後の口臭対策
仕事の合間やデート中など、食後の口臭が気になることはありませんか? 特に、キムチやネギ・ニラ等、臭いの強い食べ物を食べた後は、周囲の人に不快な思いをさせることがないようしっかりと対策をとっておきたいものです。
今回は、口が臭くなる食べ物と、食べた後の口臭対策についてまとめます。
口が臭くなる食べ物
口が臭くなる代表的な食べ物としては、下記のようなものがあります。
- キムチ
- ねぎ
- ニラ
- ニンニク
- らっきょう
- 納豆
- アルコール飲料
特に、にんにくやニラ、玉ねぎ、キムチ、らっきょうなどは食後の口臭を気にする人が多い食べ物ですが、これらに共通するのは「アリシン」という成分が含まれている点です。
アリシンは強い臭いを発生させ、それによる口臭は食後16時間程も持続するといわれています。夕食に口が臭くなる食べものを多く食べた場合には、翌日の昼頃まで臭いが続くことがありますので、しっかりと対策をしていくようにしましょう。
食べた後の口臭対策
口が臭くなる食べ物を食べた後の口臭対策として、下記のような方法があげられます。
口臭を予防する食べ物を食べる
臭いの強い食べものを食べた後には、リンゴや緑茶など、臭いを予防する効果のある食べ物を摂るようにすると良いでしょう。リンゴに含まれるリンゴポリフェノールや緑茶に含まれるカテキンには、臭いの発生を抑える働きがあることが知られています。
また、ニンニクや玉ねぎ・ニラ・にんにくなど、アリシンを含む食べ物を食べる際には、牛乳を飲むのがおすすめです。牛乳のタンパク質がアリシンを包み込み、口臭や体臭を軽減してくれます。
口内を清潔に保つ
口が臭くなる食べ物を食べた後は、食べかすや臭いの残留がないよう、口内のケアを徹底しましょう。歯間ブラシやマウスウォッシュ、舌ブラシ等を利用して口の中を清潔に保つことが大切です。
水分補給
臭いの強い食べ物を食べた後は、こまめに水分補給を行うようにしましょう。水分を多く摂ることで排尿を促し、臭いの原因となる物質が体外に排出されるのを早めることができます。
半身浴で汗を流す
半身浴などで汗を流すことも、臭いの強い食べ物を食べた後の口臭対策として有効です。湯船にじっくりと浸かることで、汗とともに臭いの原因物質の排出を促します。入浴前にはしっかりと水分補給を行うことも忘れないようにしましょう。
調理方法を工夫する
ネギやニラ・にんにくなどアリシンを含む食べ物は、先に加熱をしてから切るようにすると臭いを軽減することができます。
これらの食材は、切ったり潰したりする過程でアリインという成分がアリナーゼという酵素と反応し、臭いの元となるアリシンが発生します。アリナーゼは熱に弱いため、切ったり潰したりする前に加熱をしておくことで、アリシンの発生を抑えることができるのです。
口臭対策サプリメント
市販の口臭対策サプリメントを使用するのも方法です。外出中の口臭予防にも便利で、体の内側から臭いをケアしてくれます。

まとめ
今回は、口が臭くなる食べ物と、食べた後の口臭対策についてご紹介しました。
キムチやネギ、ニラ、にんにく等、臭いの強い食べ物は様々な料理に使われているため、それらを全く食べないというわけにはいきません。臭いが気になる場合には、食べ過ぎに注意すると同時に、臭いを軽減するための対策をしっかりととるようにしていきましょう。