口臭が気になるので歯医者に相談 | 腐った虫歯を治療して臭い予防
Y.Kさん(女性)、40代、病院受付
口臭が気になり出したきっかけ
受付の仕事をしていたこともあり、毎日多くの人と接する機会がありました。ある時、口臭がとてもきつい方がいました。ご本人は全くその口臭に気づいていません。口臭は、案外自分では気づきにくいものなのです。
すると急に、「もしかして私も口臭があるのでは…」と不安な気持ちになってきました。実は、心あたりが1つあったからです。以前、同僚と話をしている時に、急に同僚が少し顔を背けるような仕草をしたことがありました。そのことで、もしかしたら私の口臭がキツかったからかもしれないと思うようになりました。
自分の口臭を確認する方法として、コップの中に息を吐いてから、その臭いを嗅ぐ方法があります。試してみたところ、なんとなく臭いがあるような感じがしましたが、ハッキリとは分かりませんでした。市販の口臭チェッカーで数値で判断するという方法もありますが、わざわざ購入する気持ちにはなれず、その方法は試しませんでした。
とにかく「口臭があるのでは…」という不安な気持ちがどんどん大きくなり、他の事が手につかなくなってしまいました。
腐った虫歯が口臭の原因に
口臭があるようなないようなはっきりしない気持ちは嫌だったので、この際、歯医者に行って医師に相談してみることにしました。どちらにせよ、右上の虫歯をずっと放置しっぱなしだったので、その治療も兼ねていました。
診察の時に、虫歯と口臭が気になることを告げました。すると医師からは、「被せている歯の中が腐っているから、それが原因で口臭が発生しているのでしょう」と言われました。やはり若干口臭があったようです。ですが、「原因となっている虫歯を治療すれば口臭も改善します」と言われ、少し安心しました。
確かに、被せ物を外すと凄い臭いが漂ってきました。歯の神経が腐っているので除去することになり、虫歯の治療をしたことで口臭の原因はなくなりました。
また、医師からは「歯周病も口臭が発生する原因になるから」と、ブラッシング指導をしてもらった他、定期的な歯石除去も勧められました。
虫歯や口臭予防のための対策
口臭の原因が虫歯だったと分かっても、やはり口臭のことが気になる気持ちは拭うことはできませんでした。それに、またいつ口臭が発生するかも分かりません。そういった不安な気持ちをなくすためにも、普段から口臭の予防対策をすることにしました。
口臭の原因となる虫歯や歯周病を防ぐため、歯医者で指導してもらった正しいブラッシング法で歯を磨くことと、マウスウォッシュでうがいをすることを続けています。マウスウォッシュは、ノンアルコールで低刺激タイプのリステリントータルケアゼロを使っています。刺激が強いものはどうしてもピリピリ感が強くて辛かったのですが、この低刺激タイプなら大丈夫でした。
リステリントータルケアゼロは口臭予防だけでなく、歯垢、歯石の予防、歯肉炎の予防など6つの効果が期待できるので、トータル的なマウスケアができます。
対策に取り組んだ結果
虫歯を治療して、口臭の予防対策もしっかり行っていることで、今のところ周りから口の臭いを指摘されることはありません。話している相手が顔を背けるといったこともなくなりました。
一度だけ、あまりに口臭のことが気になって職場でマウススプレーを口の中に数回シュッとした時は、ハッカの臭いが強すぎて「湿布みたいだ」と周りに嫌がられました。過剰に臭いの対策をするのは、逆効果になることもあるんだなと知りました。それ以来、職場では昼食後に歯磨きするだけにしています。
口の臭いは自分では分かりにくいだけに、余計に気になるものです。私の場合は普段から歯磨きとマウスウォッシュの対策を徹底することで、自分自身を安心させるようにしています。その他、定期的に歯医者で歯石除去をしつつ、医師に口臭チェックしてもらう等の対策をしており、今後も続けていきたいと思います。