唾液が出ないことで舌の痛みと口臭が発生 | 原因は耳下腺の閉塞!?

唾液が出ないことで舌の痛みと口臭が発生 | 原因は耳下腺の閉塞!?

唾液が出ないことで舌の痛みと口臭が発生 | 原因は耳下腺の閉塞!?

H.Sさん(女性)、30代、会社員

舌の痛みの原因は?

自分ではなかなか口臭に気付くのは難しいものです。私も自分に口臭がある事に気が付きませんでした。と言うのも、口臭がしないように普段からマメに歯磨きをしたり、デンタルリンスを使用していたからです。

しかし、ある日のこと、仕事中に突然「あれ? なんだか舌がヒリヒリする…」と感じたのが始まりでした。「そのうち治るだろう」と病院に行かずにそのままにしていましたが、何日過ぎても舌の痛みが取れず、だんだんと心配になってきて病院で診てもらうことに。

舌自体に異常は無くホッとしましたが、唾液の分泌量が少ないことを指摘されました。さらに精密検査やMRIを撮って分かった事は、私の左耳下腺に閉塞している部分があるという事です。そのため左耳下腺からの唾液が出ない状態で、これが原因で舌が乾きヒリヒリするのではないかという診断が下りました。

唾液の減少で口臭も発生

病院の先生の話では「左耳下腺は閉塞しているが完全に塞がっているわけではないし、他の唾液腺は正常なので手術などの必要はない」と言われました。しかし、このままずっと舌の痛みがあるのは嫌だったので耳下腺を広げる治療を求めましたが、耳下腺拡張の手術は難しいと言われてしまいました。

がっかりして帰宅し、夫に病院での結果を話すと「唾液が出ないのが舌が痛む原因か。確かに時々口臭がするなって思う時があったのもそのせいだったんだね。」と言われて驚きました。「え?私、口臭ある?」と聞くと「時々ね。でも、近くで話したりしなければ大丈夫だよ。」との返答にWショックを受けました。

調べてみると、十分に唾液が出ないと口内の殺菌作用が低下して、口の臭いが発生しやすくなるのだとか。舌痛症を治す手立てがないだけでも大ショックだったのに、口臭まで気にして生きていかなくちゃならないなんて…。途方にくれてしまいました。

ガムを噛むと唾液が出る!

その後、特に改善策もなく、口腔外科の先生に教えてもらった「唾液を出すための顔マッサージ」をするくらいでした。「とにかく唾液がたくさん出れば口臭も舌痛症も改善されるはず」と考えた私は、自分でインターネットで「唾液をたくさん出す方法」と入力し検索をかけたところ、2つの回答が目に留まりました。

一つは梅干しのようなすっぱいものを見る、又は食べるという方法でした。しかし、一時的に唾液が分泌される感じはしますが継続して出ている感覚はなく、あまり効果はありませんでした。

もう一つはガムを噛む方法です。こちらはかなりの効果を実感する事が出来ました。舌の痛みも和らぐ感じがありますし、唾液が出ている感覚もあるので口臭も和らいでいる気がします。実際、ガムを噛んでいる時に夫に「まだ口臭感じる?」と聞くと「ガムの香りしかしないよ。大丈夫。」との返答にホッしました。

病院で処方された唾液促進剤の薬

その後、病院に通院した際に「ガムを噛み続けていると口腔乾燥や舌の痛みが和らぐ感じがする」と先生に話したところ、「唾液を促進させる薬があるので試してみますか?」と言われて、現在はその薬を服用しています。

薬を服用するようになってからは舌苔も減り、口腔内の乾燥もかなり改善されました。夫には「口臭がする時は遠慮なく言ってね」と話してありますが、ほとんど指摘されなくなりました。

舌痛の方はガムを噛んでいないと少しヒリヒリしますが、とりあえず口臭の悩みが消えただけでも本当に嬉しいです。それまでは人と話す時にマスクをかけたり、うつむき加減で話すように気を付けていましたが、今は以前ほど気にせず会話を楽しめるようになりました。